畳にも、カビは発生します。
畳のカビには、どのような対策が効果的か考えてみましょう。
まず、畳のカビの特徴について、説明しましょう。
畳のカビは、主に、いわゆる「畳表」の部分に発生し、特に、天然い草の畳表にできやすいという特徴があります。
これは、天然い草の畳表の性質に関係しています。
天然い草には、湿度の高い状態にずっと置かれていると、どんどん湿気を吸収してしまうという性質があり、また、この性質は、新しい畳表ほど顕著な特徴だと言われています。
このため、畳のカビは、畳表が比較的新しい、1〜2年の時期に、発生しやすいと考えられています。
また、畳にカビの発生しやすい時期は、湿気の多い6〜9月だと言われていますので、この時期には、特に、カビ対策に注意が必要だと言えるでしょう。