フローリングには、「合板」と「無垢材」とがありますが、素材によって、湿気対策には違いはあるのでしょうか。
無垢材のフローリングは、自然の木から作られているので、吸湿機能を備えており、結露もできにくく、腐りにくいため、湿気に強い素材だと言うことができます。
これに対して、合板のフローリングは、ベニヤ板を糊で接着して作られているので、通気性が悪く、湿気がこもりやすい素材だと言えます。
このことから考えて、合板フローリングの場合は、特に、湿気対策に注意を払う必要があると考えられます。
フローリングは、畳やカーペットなどに比べると、湿気の心配は比較的少ないのですが、フローリングの上に直接、家具や布団、マットなどを置くことは、湿気の原因となりますので、気をつけましょう。
フローリングの湿気対策のためには、なるべくフローリングの上には物を置かないようにし、置く時には、防湿シートやマットなどで湿気を防ぐように心がけることが大切です。